«  2015年7月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2015年7月 8日

病巣感染」と云う概念が少しずつ医師・歯科医師の間で広まっています。

一般の人にはなじみが薄いかもしれませんが、

簡単にいうと、身体や心の病気や症状の原因が、その部位(場所)に

あるのではなく、全然関係のない身体の遠い部位(場所)の

慢性的な炎症(感染)にあるという概念です。

歯科でいうと、歯周病や根の病気を治すことによって糖尿病・動脈硬化

リウマチ・アトピー・皮膚病・潰瘍性大腸炎などが治ったり、

改善したりする現象をいいます。

患者さんは、驚いてほとんどの人がなかなか信じてもらえませんが、

その人の病気の根本原因がお口の中にあれば、原因が

なくなれば良くなるという考えです。

その病巣感染という考えが、最近の免疫学の進歩によって、

単に細菌が関与している炎症(感染)だけでなく、免疫細胞や炎症物質が

関与したケースも含めて考えなければならなくなり、

病巣感染→病巣疾患 になりました。

そんな病巣疾患を考える医師・歯科医師の研究会である

日本病巣疾患研究会も早いもので今年で第3回目を迎えました。

会長の内科医 堀田修先生のコメントの一部をを載せさせていただきます。


『患者の全体を俯瞰しながら部分を診る(「木を見て森も見る」)医療』の

スローガンを掲げ、2013年9月に日本病巣研究会設立総会が行われ、

今年は第3回目となります。
 
眼前の患者さんに小手先の対症治療を行なうのみでなく、根本治療を行うためには

患者さん毎に病気の根本原因を探ることが不可欠です。
 
食物と空気の入り口である口腔と咽頭はその特性から、全身に様々な影響を

及ぼすことは自明です。

それゆえ、「口腔と全身」「咽頭と全身」という視点が根本治療を

目指す医療には欠かせません。

そこで歯科と医科の連携、耳鼻咽喉科と耳鼻咽喉科以外の診療科の連携が

必要となります。

本会は専門領域の垣根を越えて互いに見識を高めあうことを目指しています。

                             第3回日本病巣疾患研究会より抜粋


私はこの研究会が、現代医療では解決が難しい多くの慢性疾患や

心と身体の不調に悩んでいる患者さんのお役に立てることを願っています。

また、できるだけ多くの医師・歯科医師の先生方のご参加をお願いしたいと

思います 

2015年2月24日

今では、歯周病と全身疾患の関係は、様々なシーンで明らかにされています。

また、狭い顎が影響して無呼吸症候群や鼻呼吸障害/口呼吸などが起こり、

血液中の酸素濃度が下がり、二酸化炭素が増加する事によって

様々な不調が誘発されている事は周知の事実です。

それに、歯科金属の潜在的なアレルギーや過敏症

根管治療の病巣の放置など、国民が気が付けば

ガンをはじめ多くの病気や体調不良は今よりずっと減るでしょう。


口は健康の入口である事を理解されている方は、

病気になったら まず、歯科医院でお口の中をチェックして、

悪いところを治しましょう。

2014年6月 8日

今日は、通常の保険診療では原因がわからず、治療が難しい病気を

血液検査や尿検査・唾液検査・糞便検査等、レントゲンやCT、エコーといった

器械は使わない検査で、身体の内部で起こっている現象をとらえて、

病の本質を探し出して、薬や手術・放射線治療等の現代医学的なアプローチは

行わず食事療法や生活習慣の改善・サプリメントの処方・解毒治療などに

よって治療する医師と歯科医師のセミナーに参加してきました。

今回のセミナーは、医師・歯科医師以外の一般の方も参加可能だったので、

現在、病気を治療中の患者さんをはじめ、様々な医療関係者や

健康や病気について勉強されている方など多彩なメンバーで

行われています。

みんな本当に素敵な方たちばかりで、職域をこえて血液データや各種検査から

その患者さんの病気の本質について意見交換をしました。


歯科医師が、歯だけ診ている時代は終わろうとしています。

うちの街では、子供たちのむし歯はほとんどありません。

その反面、ガンや糖尿病・肺炎・心臓病・脳卒中・原因不明の難病は、

増加傾向にあります。

最近、国も多くの病気が歯周病が原因の可能性がある事を認めています。

医師も歯科医師と連携して病気の治療に取り組もうとしてくださる方が

増えています。

素敵な世の中になってきました。

2014年5月27日

日本人の死亡の3大原因は、長い間

1位 ガン
2位 心臓病
3位 脳卒中

でしたが、最近3位と4位が入れ替わり、現在では

1位 ガン
2位 心臓病
3位 肺炎

に、なりました。

そして、脳卒中が4位になり、死亡原因の直接的な原因疾患では

ありませんが、1から4位までの疾患のすべてに絡んでくる疾患として

糖尿病を加えたガン・心臓病・肺炎・脳卒中・糖尿病の5つの病気を

5大疾患と呼んで、人が健康に長生きするために

特に気を付けなければいけない病気として挙げられています。


この5大疾患の原因が、歯の病気かもしれないという事を日本国民の

何人が知っているでしょうか?

あなたは、ご自分やご家族・知人が5大疾患になったり、

5大疾患にならないように歯科医院に行こうと思うでしょうか?


今日もテレビで、東大のお医者さんと医科歯科大学の歯科医が

心筋梗塞と脳卒中のような突然死をまねく原因が歯周病菌であり、

糖尿病は、歯科とお医者さん双方で診る病気であると

いっていました。


日本では、歯科医師は虫歯の減少とともに、地位も収入も減少して、

医師との格差は広がる一方で、多くの大学が、定員割れしている

不人気な職種になってしまいましたが、

その反面、歯科医師が多くの病気を予防したり、治療できる事を

やっと国が認め出してきてくれました。

私が、食事療法を指導したり、鍼灸師・マッサージ師の免許を取得したのも

すべて、いつかは歯科と全身との関係が世の中に出る日が来ると

考えていたからです。

多くの人が、慢性疾患の原因が歯科疾患にあるかもしれないと

いう事を認識してもらえれば、この世の中から病気で苦しむ人を

もっと救えると信じて、私は日々の診療をしています。


原因がわかる病気は医科へ

医科で原因不明の病気は歯科へ
そんな時代がくればいいな と思っています。


2014年5月18日

週末は、診療をお休みさせていただき、

日本アンチエイジング歯科学会の学術大会に参加するために、

大阪に行ってきました。

今回の大阪行きは、もちろん最先端のアンチエイジング歯科、言い換えると

究極の予防歯科、それも歯や口の中の病気の予防という

狭い範囲の話しではなく、口と全身の病気の予防というレベルの情報と

すばらしい先生方との交流を目的としたものでした。

具体的には、

一日青汁一杯の生活を17年間続けている現代の仙人、

「食べない生き方」「食べること、やめました」の著者の

鍼灸師の森美智代先生の治療院で先生の治療を受けて、


DSCN3535.JPG

先生の師匠の西式甲田療法の故 甲田光雄先生の病院跡地を見に行き、


DSCN3567.JPG

その前にある西式健康法の健康食品や健康器具を取り扱っている

山田健康センターの山田修所長と甲田先生のお話しをお聞きして、


DSCN3583.JPG

その後に、当院でも扱っているCSソックスの開発者で足と靴下の第一人者

松藤文男先生の事務所にお邪魔して、患者さんの足とかみ合わせの

ご相談にのっていただき、ご子息と一緒に楽しい夕食をいただきました。


松藤先生とDSCN3611.jpg


翌日は、学会でドックベストセメントの第一人者、小峰一雄先生と

お会いして、夜は会場を別の大きなホテルに移して、

「あいうべ体操」で有名な内科医の今井一彰先生、アンチエイジング医学で

有名な青木晃先生、その他同じ大学の教室出身の先生方や

いろいろと私を見守って下さる先生方や業者の人達と交流を深めました。

圧巻は、懇親会で今年のアンチエイジングアワード受賞者は

関西落語界の重鎮「桂文枝師匠」でした。

学生の頃から40年以上、さんまさんの「新婚さんいらっしゃーい」を

見てどんなにつらいことがあてもここまで生きてこれました。

そんな、文枝師匠に目の前でお会いできるなんて、本当に

夢の様でした。

その上、一緒に写真までとって頂けるなんて、本当に感激しました。


文枝師匠とDSCN3675.jpg


2次会は、小峰先生と今井先生とお知り合いの先生方と医科歯科連携に

ついて熱い会話が繰り広げられました。


続く


2014年4月 6日

今日は、栄養療法のセミナーに参加してきました。

当院では、ガンや糖尿病・リウマチ・アレルギー疾患・膠原病などの慢性疾患の

治療をされている方の歯科治療や予防も行っています。

私の当初の専門は、保健衛生なので、予防・治療の一環として食事指導を含む

保健指導を行っています。

食事指導は、日本伝統の食養生を中心に「食育」の概念を基本として、

それに世界中の食事療法を組み合わせて、一人一人に

合わせた最適で、無理のない食事の摂り方を患者さんとともに考えていきます。

私自身、食事の研究をはじめて40年近くになります。

当初は、自分の病気を治すために、断食や玄米菜食・少食・一日一食・青汁などの

自然食から入り、西式健康法の生菜食・中国や韓国の薬膳などの漢方食

ゲルソン療法・エドガー・ケーシー療法・ナチュラルハイジーン・アーユルヴェーダ式

食事法など新しい食事療法の研究をしてきました。

と、同時に食をとりまく添加物の問題、農薬の問題、種の問題、大気汚染、

水質汚染の問題等を研究してきました。

その中で、今日のセミナーは、主に既存の現代医学では治すのが難しい

慢性疾患や身体の不調をその原因を根本から洗い出して、薬や手術などの

現代医療的な手法を用いずに、ビタミンなミネラルの補給や体内毒素の解毒、

腸内環境を整えることによって、治療(予防)していこうとしている医師の

セミナーでした。

参加者は、医師・歯科医師・医療従事者・患者さん本人やそのご家族です。

中でも勉強をされている方は、一般の人が医師と対等かそれ以上に知識をもって

いるのには驚かされました。

ここでは、医師や歯科医師もプライドをよそにおいて、皆が同じテーブルで、

対等の立場で、症例に対してディスカッションしていきます。

すごい世界です。

それにしても勉強は、楽しいです。こういった人たちと変なプライドを捨てて

純粋に勉強に取り組めることが、本当にうれしいと感じます。

セミナー後、医師も歯科医師も医療従事者も患者さんも皆で

懇親会で楽しく呑んで食べて、その後も2次会・3次会・・・・・

現実世界では、あまりないメンバー構成で、楽しい時間を過ごせました。

2014年3月18日

医師・歯科医師の国家試験の合格者が発表になりました。

合格率は、医師    約90%

       歯科医師 約63%でした。

つまり、医師の方は、10人受験して1人しか落ちず、

     歯科医師の方は、3人受験して1人が落ちている

事になります。

ともに、6年間以上大学に通った末の結果です。

確かに、医科大学に優秀な学生が集まっているのは、事実です。

今や歯科大学は、国立や一部の私立大学を除いて、どこも定員割れです。

少し極端な話しかもしれませんが、入学金や授業料が払えれば、

だれでも歯科大学に入学することができます。

多くの歯科大医学が定員割れをしているのが現状です。

ところが、入学してもこうして国家試験に合格できず、歯科医師には

なれない人が増えています。

その上、国家試験受験以前に卒業できない学生が、大勢いるのですから

歯科大学に入学しても卒業して、国家試験に合格して歯科医師に

なれるのは、2人に1人以下(50%以下)かもしれません。

私のまわりの歯科医師は子供たちに、

「何の職業になってもいいが歯科医師だけはやめてほしい」と

言っています。出来れば医師になって欲しいと思っています。

それは、医師も歯科医師も同じように頑張っているのに、

歯科医師だけが保険収入を年々減らされて、マスコミからは叩かれて

国民に悪いイメージを与えているという実情があるからです。

そんな思いを日々していたら、誰だって子供だけには自分たちが

受けている思いをさせてくないと思うのは、当たり前だと思います。


これが、日本の医科・歯科の現状です。

それに引き換え、アメリカをはじめ、先進国では、

歯科医師は、なりたい職業の常にトップクラスで、

アメリカや韓国では、数年前にあこがれの職業№1に歯科医師が選ばれました。


死亡原因の3位が、脳卒中から肺炎に変わりました。

日本の五大死亡原因といわれる

ガン・心臓病・肺炎・脳卒中・糖尿病は、すべて歯科疾患が関係していると

いわれています。

国民も国もマスコミの皆さんも歯科医師という職業が大事である事を

他の先進諸国のように考えていただければと切実に思っています。

2014年3月 4日

歯周病と全身の状態 糖尿病と歯周病

糖尿病と歯周病は、共に、代表的な生活習慣病で、生活習慣要因として、

食生活や喫煙に関与します。

糖尿病は、喫煙と並んで歯周病の2大危険因子であり、

一方、歯周病は、3大合併症といわれる腎症、網膜症、神経症に次いで、

第6番目の糖尿病合併症でもあり、両者は密接な相互関係にあります。

しかし、慢性炎症としての歯周炎をコントロールすることで、

糖尿病のコントロール状態が改善する可能性が示唆されています。
                                      厚労省のHPより抜粋

当院にも糖尿病(2型)の患者さんが、大勢みえています。

その多くの方は、歯周病のコントロール(保険外診療)を行い、比較的短期間で

歯周病と糖尿病の改善がなされて、ご自身で病気のコントロールができるように

なられています。

糖尿病の治療をしているけれど、なかなか良くならない。

食事療法や運動療法に行き詰ってどうしたらいいかわからないといった方は

一度、お近くの糖尿病の相談もしている歯科医院で、お口のチェックをしてみませんか?

※時間はかかりますが、保険内の診療も可能です。

2014年2月25日

むし歯や歯周病の主な原因は、糖質の摂り過ぎです

甘いものや精製された食物(白砂糖・白米・白パン・うどん・パスタ)は、

むし歯や歯周病の危険因子です。

それらは、またガンや糖尿病の最大の原因でもあります。

現在、厚労省・医師会・歯科医師会・上記疾患の関係学会では、

むし歯や歯周病の予防と治療とともに、ガンや糖尿病に関して

医師と歯科医師が予防や治療にあたる事を推奨しています。

当院でもガンや糖尿病の患者さんを長年診ています。

口の中を治療して、病気が発症している原因を探せば

ガンや糖尿病(2型)は予防したり、コントロールする事は可能です。

今や歯科医は、口の中だけを診ているのではないのです


副院長

歯学博士
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
日本健康医療学会 認定医
日本抗加齢医学会認定 専門医
日本顎咬合学会かみ合わせ認定医
自律神経免疫療法研究会所属

2013年6月 7日


愛媛県中予地方局(松森陽太郎局長)と県歯科医師会(清水恵太会長)、松山法人会(森田浩治会長)は5日、連携して歯科検診の受診率を向上させ、働き盛りの歯周病予防を目指す協定を結んだ。同局によると、こうした協定は全国初という。

 歯周病は、糖尿病や心疾患などの全身疾患との関連が明らかになっている。2010年度の県調査では、壮・中年期(25~64歳)の70%以上に歯茎からの出血など歯周病の兆候が見られたという。1年間に歯科検診をした40~60代は約40%、定期的に歯石除去などをした50、60代は20%台と低迷。同局は16年度までに、それぞれ60%以上、45%以上に引き上げる目標だ。

 協定では、地方局が歯周病の知識を普及し、歯科医師会は歯石除去などの大切さを啓発。法人会は会員企業に対し壮中年の従業員への歯科検診受診を呼び掛ける。唾液による簡易検査で歯周病の早期発見や、従業員が勤務時間中に受診できる制度の確立も目指す。
   
                                         愛媛新聞 6月7日(金)


欧米では、100年も前からわかっていた歯周病と全身疾患との関連が、

少しずつ日本でも認識され始めたようです。

私が、なぜ歯科医師になってから鍼灸師やあん摩マッサージ師・整体師に

なったのか?

それは、お口の中の病気が全身の病気の原因になっている事を

知っていたからです。

次はいつの日か根の病気(根尖性歯周炎)・虫歯・歯並びや噛み合わせと全身との

関連が世の中に認められる事を願っています。

糖尿病
Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
長野歯科医院 副院長 長野俊彦

長野歯科医院
副院長 長野俊彦
http://www.nagano-shika.jp/

【所属団体】
・日本抗加齢医学会 専門医
・日本健康医療学会(理事)
・日本顎咬合学会認定医
・国際インプラント学会(AIAI)認定医
・ドイツインプラント学会(DGZI)認定医
・国際抗老化再生医療学会       生活習慣病遺伝子診療認定医
・日本口腔インプラント学会
・日本矯正歯科学会
・日本病巣疾患研究会
・日本自律神経免疫治療研究会
・日本成人矯正歯科学会
・日本口腔内科学研究会        口腔漢方相談医
・日本歯科医師会
・神奈川県歯科医師会
・川崎市歯科医師会
・中原区歯科医師会
・日本学校歯科医会

モンレーブブログ