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2015年4月30日

今年も早いもので3分の1が過ぎてしまいました。

4月も当院のかかりつけの患者さんで、歯の神経を取る事はありませんでした。

むし歯で歯を削る事はほとんどなかったので、あの歯医者さんの

「キーン」という機械を使う事は1日の中でほんのわずかです。

歯周病も悪化する人がいないので、昔よくやっていた歯周外科や抗生剤を

使う薬物療法もすることはありませんでした。

昔ながらの歯科の治療は、定期的に検査してブラッシング指導や歯石をとり、

歯のクリーニングをする事と過去に他院で神経を取った歯の再根管治療と

過去の治療のやり直しくらいです。

とにかく新規のむし歯治療は子供はもちろん大人も本当になくなりました。


その反面多くなったのは、インビザライン・T4kトレーナー・SH療法などの

ワイヤーや装置をつけない矯正治療や咬合治療です。

従来の矯正治療では、抜歯になるケースでも歯を抜かないで矯正治療を

行なっています。

以前は、患者さんの矯正治療の目的が主に見た目を治すことでしたが、

今は、アメリカやヨーロッパ並みに将来の健康のためや生涯の歯の

治療費や全身の健康のために歯の矯正治療を希望されます。

今では、一般の人にも歯周病をはじめ、根の病気、歯の金属、口呼吸

歯ぎしりやくいしばりなどのお口のトラブルと全身の不調や病気との

関係が広く知れ渡るようになったので、健康のために矯正治療を

求める人が増えています。

また、ガンをはじめ糖尿病などの病気を国が医師とともに歯科医師が

かかわる事を推奨しているので、その他の慢性疾患や身体の不調の

予防や治療の補助として、当院を訪れる人が増えています。

むし歯や歯周病の予防や治療を主な仕事にしていた時代が

懐かしいです。


私の街は川崎でも特にむし歯のない街ですが

川崎市自体も政令指定都市の中で虫歯のもっとも少ない都市です。


3歳時 虫歯.jpg


本当に時代は変わりました

2015年4月27日

当院のかかりつけの患者さんには、歯の神経をとって根管治療になる人は

いません。

当院で根管治療をしている患者さんは、基本的に

過去に他院で神経をとって、治りきらずに再治療になった人が、

ほとんどです。

つまり、他院で治せなかった歯を当院で治してほしい、それも保険で

という事で、(インターネット上で云われているように)こちらにすれば、

100%?いや200%位赤字の治療です。

患者さんが来れば来るほど経営は苦しくなる完全社会奉仕の仕事です。

本当に我慢と忍耐の治療です。

「何でそんなお金にならない事をやっているんだ」とよく人から言われますが、

もともとは、他院の患者さんが対象ではありません。

当院のかかりつけの患者さんや将来かかりつけの患者さんに

なってもらえるだろうという患者さんが対象でした。

それが、今では他の歯科医院から紹介や医科の病院からの

紹介の患者さんが増え、他院の患者さんも話しを聞いていると

気の毒になって当院で治療を引き受ける場合も出てきて治療を

引き受けているのが現状です。

患者さんに

「先生しかいないからぜひ治療してほしい」

「先生以外に治せる歯医者はいない」

「ここが最後のつもりで先生にダメと云われればあきらめます」

とか患者さんの切実なお声を聞いてここまで来ました。

中には、手紙まで書いて来られる方もいました。

そんな患者さんたちは、それまではどこでも歯科医院は同じだと

思っていたのに、そうではないとわかって本当に心を入れ替えて

まじめに通院して私に協力してくれます。

健康保険主体の治療なので、回数も治るかどうかも保証はできませんが

皆私を信じて私同様に我慢をして治療に協力してくれます。

そこには、他院で治らなかった歯が、奇跡のように治っていくと

治す私と治される患者さんの心が一体となって特別な治療結果が

生まれているのです。

治療がうまくいく患者さんは、我慢と感謝ができる人です。

いつも協力をありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

長野歯科医院 


2015年4月26日

昨今、タービン(歯を削る器具)などの歯科用器具の使いまわしが

新聞等で大きな波紋を呼んでいます。

そんな中、我々POIC®研究会では、治療器具の消毒・滅菌はもちろんの事

診療室全体を流れる水まるごと、除菌水によって、

細菌数0にまで殺菌する事により安心・安全な環境下での治療を

おこなっています。

つまり、治療中もタービンなどの治療器具やうがいの水・手洗い場に

殺菌水が流れているので、治療そのものが殺菌下で行われているのです。

そのためには、POICエコシステムという院内除菌システムを作り出す機械と

さらに、院内の治療や自宅でのホーム・ケアに使用する

タンパク分解除菌水生成器を使っています。

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この2台の除菌システムをもちいることにより、飛躍的に

治療成績を上げる事ができています。

当院ではうがいする事も殺菌につながっているのです。


そんな除菌水を診療に取り入れて、日夜

安心・安全・そして誠実な医療を求めて診療されている仲間の

研究会がPOIC®研究会です。


くわしくはPOIC®研究会HP http://poic.org/


当日は、日曜日にもかかわざる遠く仙台や南は四国や九州から

同じ志をもつ会員の先生方が集まって、医科歯科の垣根をこえた

講演に耳を傾けていました。

きっと各自が持ち帰って明日からの診療に役立ててくれると

思います。

開業している所は、まったく違いますが全国に同じ気持ちで診療を

行なっている仲間でいると思うと本当にうれしくなります。

また、しばらく会えない先生もいますが、同じ志しを持つ者同士

他の学会や研究会のどこかでまたすぐに会えるので、

勉強や研究を続ける励みになっています。

昨日は世界から,今日は日本中から,同じ思いをもつ先生方と医科歯科の

わくをこえたつながりが生まれた事を実感しました。

本当に時代が変わっていっている事を感じる2日間でした

2015年4月25日

今日は、午後から診療をお休みして、

「これからの医療とまちづくり」結び合う新しい絆ー地域コミュニティの役割

というタイトルの講演会に参加してきました。

日米英を代表する統合医学の専門医の先生方による講演とシンポジウムで、

各国の統合医療の過去と現在・未来についてお話を聞きました。

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アメリカからは、統合医療の第一人者のアンドルー・ワイル博士

イギリスからは、マイケル・ディクソン博士が講演されました。

統合医療と云うのは、西洋医学をベースとして、世界中の代替医療や民間療法を

統合した医療のことです。


私は、40年位前に今でいう統合医療を実践していた医師の下で

断食や玄米菜食・西式健康法など様々な代替療法を経験しました。

それから25年前に、アンドルー・ワイル博士の著書に出会い

アメリカでもそういう医療を行っている医師がいる事を知って、

驚くと同時にいつの日かこういった医療が日の目を見る日が

くればよいと思っていました。


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40年前も25年前も統合医療に対する医学界や世間の目は冷たくて、

私のように西洋医学と東洋医学の国家資格を持っていても

ずいぶん白い目でみられていました。(今でも日本では変わりませんが)

ところが、アメリカでは25年位前から統合医療が見直されて

今では、全米のすべての州に統合医療をおこなっている医療機関があり、

ワイル博士の教え子は1300人になり、日本人もいるそうです。

日本で増え続けるガンがアメリカでは減り続けている事はそんなところから

来ているのですが、日本では、多くの人は聞いてくれません。

(私の患者さんの1部の人たちは最近聞いてくれるようになりました)


医療費が危機的な状況で国の財政を圧迫している事はどこの国でも

同じで、アメリカやイギリスでは、先生方は活躍の場を広げているそうです。

日本も30年近く遅れてしまいましたが、先ごろ国でも自民党が

統合医療の専門委員会を発足して頂けたとの事で、

この日の講演も国の厚労省や文科省・農林水産省・消費者庁・経産省

国交省・環境省や東京都と京都府が後援してくれました。

これで、すこしでも若くしてガンや難病になる人が減ってくれればありがたいと

思います。

日本は、遠い先の話しになると思いますが、いつの日か仲間が

増える事を期待してそれまでは自分のかかりつけの患者さんと

紹介患者さんだけに統合医療をおこなっていきたいと思います。

講演された先生方の話しは、また書いていきますのでよろしくお願いします。


2015年4月24日

30年近く前、初めて本格的な矯正の1年間の研修を受けました。

その頃、今のような多くの矯正装置はなくて、

子供は、床矯正装置を使う事はありましたが、大人はほとんどが

今のようにブラケットとワイヤーを使ったマルチブラケットという治療法です。

ワイヤー矯正を25年以上してきましたが、ここにきて

他の矯正法も行っています。

今では、取り外し式のマウスピース矯正や

厳密に言えばいわゆる矯正法ではなく、かみ合わせ治療と云った方が

良いSH療法やT4kトレーナーを使って歯並びかみ合わせの治療を

行なっています。

ブラケットもワイヤーも付けないで、

歯を抜くこともめったにない矯正治療を多くの人が選択しています。


多くの選択肢の中からあなたにあった矯正法をさがしてみてください。

2015年4月22日

私がこの仕事(歯科医)についてからほぼ30年が経ちました。

その間、朝から晩まで虫歯を削り、歯の神経を取って、治らない歯は抜歯して

その後に詰め物や被せ物やブリッジをいれたり、歯のない所に

入れ歯やインプラントを入れる事を来る日も来る日も繰り返していました。

患者さんは、毎日朝から晩まであふれるように来院されて、

自分は世の中に必要とされていると思い、ある意味では歯科医師冥利に

つきる日々でした。

その反面、うちのように、一人の患者さんが何10年単位で通院される

歯科医院では、(中には40年から50年以上通院されている人もいます)

自分や親の治療した歯が悪くなり、(今では考えられない事かも知れませんが)

患者さんから「ここしか歯医者に通っていないから先生のやった治療が悪かった」

的な話しをされて、まだ若かった私としては、申し訳ないのと自分の腕が

未熟なせいだと思って、歯科のあらゆる分野を深く勉強し、休日には講習会に

参加して、それでも西洋医学の歯学で治らない事や全身的な問題をかかえる

患者さんのために何とかできないかと思い

気が付けば、鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の夜間の専門学校に

通って国家資格をとり、経絡治療を学び東洋医学も取り入れて、

歯科と全身の慢性病との関係を研究してきました。

他にも食事療法の世界で、さまざまな体験や患者さんの指導をしていく内に

気が付けば、現在日々の診療の中で、子供のむし歯の患者さんを

診る事はほとんどなくなり、大人のむし歯も私のかかりつけの患者さんでは

ほぼ皆無に近くなりました。


30年間、走り続けた結果、気が付けば昔ながらの砂糖(甘いもの)や

虫歯菌や歯の質が原因となるむし歯は、当院だけでなく

私の地域全体でほぼなくす事が出来ました。

あれだけ、歯を削っていたのがうそのように

毎日歯を削らない日々が続いています。

予防の大切さが身にしみる毎日を過ごしています。

歯科医師としては、一つの病気をなくす事が出来て誇らしい事ですが、

(虫歯の患者さんはいなくなったので)歯科医院の経営者としては

少しやり過ぎたのかもしれないと思っています。

2015年4月20日

古い印象材を練る機械が壊れて、何とかだましだまし使ってきましたが、

ここにきて、もう限界に達したので、新しい機械を導入しました。

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初代の最後のお仕事です。

多くの歯科医院で粉と水を練っていますが、当院ではこの機械が

全自動でまるでアイスクリームのように練った印象材が機械から出てくるのを

使っています。。

人が練ったものとは精密度が全然違います。(お金もかかりますが・・・・)

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新旧の自動印象材練和装置が申し送りをしています。

20年の時間の隔たりはこんなにスタイルを変えてしましました。

初代の装置には、20年近くお疲れ様でした。本当にお世話になりました。

心の底からありがとう。

新しい装置には、これからよろしくお願いします。

本当に頼りにしています。

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予防歯科の浸透で、20年前と違い、ほとんどむし歯で歯を削る事もなくなり、

歯を抜いて入れ歯やブリッジをつくる事がめったにないので、

歯の型をとる印象材を使う機会は、少なくなりましたが、

それだからこそ、いざとなれば必要な機械です。

これからも大切に使わせていただきます。

2015年4月19日

今日はSH療法の勉強会に行ってきました。

そこで、いろいろな先生からSH療法について多くの事を

教わりました。

その足で東京都と神奈川を横断して夜は相談役をやっている医療法人の

月例会議に出ました。

そこでは、各院長の経営や治療の問題についてアドバイスをしたり、

新しい治療法や歯科器材について、教える立場にあります。


診療は休みでも一人何役もこなす忙しい一日でした。

2015年4月15日

私の歯科医院では、むし歯の子供の患者さんは現在ほとんどいません。

街にも虫歯の子供は見られなくなっています。

その代り矯正治療をうける子供たちは増えています。

当院だけでなく街全体が歯やお口に対して、意識が高い地域なので

見た目だけでなく、将来の歯の健康(むし歯・歯周病予防)ためや

口呼吸の防止・改善やかみ合わせと姿勢や足の不具合とを気にされて

矯正相談にみえる子供たちが多くいます。


その反面、20代後半から30代以上の世代では、

過去に治療をした詰め物や神経をとった歯や被せ物やブリッジなどの

あとに再度治療した歯が悪くなったり、その歯が原因で他の歯が悪くなったり、

かみ合わせや歯並びが悪くなるケースが多く見受けられます。

その傾向は早い人で30代から

普通の人で40代から顕著にみられます。

40代と云えば身体の老化がそろそろ自覚し始める世代なので、

歯や口の中ばかりではなく、身体中のいろんな処に不調が出てくる年代です。

そして、その年代にうまく対処ができないといよいよ50代以上に

なって、歯を抜かなければならなくなったり、歯が関係していると思われる

全身の様々な不調や慢性の病気が出てき始めてきます。

そうなってくると、歯もその歯だけではなくて潜在的に悪くなっていた歯の

症状が現われたり、全身的な不調や病気が重なって治療が

難しくなるケースが増えてきます。


このように、現代では子供の内から将来の歯や口や全身の健康状態を

見据えて予防や治療をする子供たちと

歯や口を取り巻く環境に潜在的なトラブルの元がある大人との

ギャップが非常に広がっています。

とはいえ、いくつになってもあきらめないで下さい。

確かに手遅れな場合もありますが、歯科医学は急速な進歩を

遂げています。

昔であれば、歯の神経を取らなければならない虫歯でもとらずに治療できたり、

抜かなければならない歯も残せることができるようになっています。(自費治療)

また、歯並びや咬みあわせを治す矯正治療は、制約はありますが、

事実上健康であれば年齢制限はほぼありません。

矯正装置もいろいろな中からその人に会った方法をとる事ができます。


今までの歯科医師はむし歯と歯周病の患者さんを減らすことが、

使命でした。

これからは、歯や口腔とそれに関連した全身の健康増進が

歯科医師の仕事になってきています。

これからも患者さんと一緒に頑張っていきます。

2015年4月14日

私は、矯正治療に携わって25年以上になります。

その間、矯正の世界はゆっくりではありましたが、確実に進歩を

遂げてきました。

昔は、矯正と云うと歯科医の間でも特殊な世界でした。

歯科大学を出て矯正歯科に残る人は、圧倒的に女性が多く

今と違って女性の歯科医師が、同期で1割以下の時代だったので、

よけいに矯正は女医さんの職場という感じがありました。

事実、男性で矯正医を選択する理由の1つに血を見るのが嫌だから

という事で、一般歯科を嫌って消去法的に矯正を選ぶ人が多かった

ような気がします。

そんな矯正治療ですが、長い間歯にブラケットという装置を付けてそれに

ワイヤーを通して歯を動かしてきました。

そのため、初期にはいかにワイヤーをうまく曲げられるかが、その矯正医の

腕の良さにつながり、1種の職人芸の世界でもありました。

その装置やワイヤーの理論や素材は、改良に改良を重ねられて、

より簡素化されて、より簡単に、よりスピーディーに歯を動かす事が

可能になりました。

ワイヤーを用いた従来の矯正装置もすごい進歩がありますが、

ここにきて、日本や外国から従来の矯正治療とはまったく異なる

理論や装置を使った矯正治療が行われるようになりました。

それは、装置やワイヤーなどの固定式の器具を歯につけないで、

取り外す事の出来る器具を使った方法です。

これらの装置の出現により、従来の矯正装置が目立つので

矯正を最初からあきらめてしまっていた人や

歯を抜いて治すしかないと思われていた人が、

歯を抜かないで治せるようになりました。


インビザライン

AlignerProfiles.jpgのサムネール画像


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トレーナーシステム
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SH療法

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これらの装置は、小さなお子さんから中高年の方まで

対応していますので、ご興味のある方はご相談下さい。

ただし、これらの取り外し可能なタイプの矯正装置は、患者さんの

協力度が治療の結果に大きく関係してきますので、

その辺も含めてご相談させていただきたいと思います。


長野歯科医院

044-722-6430


2015年4月13日

毎日、診療していると、つくづく新規のむし歯がなくなった事を実感しています。

特に子供のむし歯は、ほぼ皆無と云っていいくらいで、

むし歯で歯を削る事は、1年に1~2回あるかどうかです。

子供の患者も矯正の患者さんがばかりで、純粋にむし歯だけで

通院している子供は1家族だけです。(もう少しいるかな?)

矯正の子供たちも当院では、矯正の患者さんに対して

むし歯や歯周病・口内炎などの予防や治療は大がかりなものを

除いては、矯正期間中は無料なので、むし歯がひどくなる子はいません。


ここまで、してしまうと中学生以下のむし歯の子供はいないので、

ついつい大人の患者さんと比較してしまいます。


子供には、矯正治療でむし歯も将来の歯周病もある程度なく

防止できるようになったのに、

大人の口の中や歯並びは悪くて、すでにたくさんの詰め物や被せ物

神経をとった歯やブリッジ、入れ歯がはいっています。


当院で定期的に通院しているかかりつけの患者さんには、

新規のむし歯はほとんどないので、

むし歯や歯周病の悪化原因のほとんどは、過去に治した歯の2次的な

ものか、歯並びや咬み合わせや口呼吸が原因の

トゥース・ウェア(歯がかけたり、溶けたりする歯の老朽化)ばかりです。


むし歯や歯周病の予防のために矯正治療を子供の時にして

口呼吸を改善して身体にもいい治療を受けられる現代の

子供たちと

そういう予防や治療を受けられなかった世代の大人の患者さんを

毎日診ていて自分が歯科医の仕事をしてきた30年間の

医学の進歩に驚くばかりです。

矯正治療も30年前は、子供が中心でしたが今では

40代50代60代の患者さんが増えていて、

矯正治療の目的も単に見た目だけではなくて、

虫歯や歯周病の予防、口呼吸の防止、全身の健康のため

様々な理由から矯正治療を行なう人が増えています。


むし歯がなくなった今、歯科をとりまく人々のニーズが

変わってきました。


全身を診る歯科医の出番がやっときました。

2015年4月12日

青汁一杯で、18年元気で生きている

鍼灸師の森美智代先生の主催するセミナーに参加しました。

森美智代さんの名前を聞いて、すぐに誰だかわかる人は

少ないかも知れません。

森先生は、今から30年位前に養護教諭をされていた頃に

脊髄小脳変性症」という難病にかかり、現代医学ではその原因も

治療法もわからないという事で、ただ寝たきりや死を待つよりも

何とか治せないかと当時親交のあった

甲田光雄先生(大阪大学医学部卒業・大阪八尾市で開業)の下で

断食と玄米菜食・生菜食(含む青汁)・少食を食事の基本とする

西式健康法を行って奇跡的に難病を克服しました。

その約10年前、今から40年前に、私も別の難病と薬の後遺症で

同じ西式健康法を指導されていた渡辺正先生(東京東中野開業)の下で

断食をしていました。

それから数十年、森さんは鍼灸師になられて、本を何作も出版されて、

一躍有名人になってしまいました。

そして、今日のような300人が満杯になる講演会を主催されるまでに

なりました。

私は、40年間玄米菜食や断食や西式健康法について患者さんや

いろいろな人に伝えてきましたが、最近までほとんどの人から拒絶されて

きました。

それが、ここ数年で世の中は急速に変わってきました。

玄米菜食をしているのは、モデルや芸能人や有名人の間で、美容や健康に良いと

されていて玄米が食べれるレストランは、都内でどんどん増えています。

断食に興味を持つ人は、確実に増え続けています。

そんな時流の中、森先生は世の中に出てきました。

これからもますますご活躍されると思います。

若い人でもガンや生活習慣病やいろんな難病になる時代です。

森先生の生き方が、多くの食べ過ぎて病気になっている人々の

予防や治療の一助になれば、いいのですが。

2015年4月10日

昨日は、地元の保健所で1歳6か月児の歯科健診を行ってきました。

相変わらず、子供たちは元気でかわいかったです。

今でこそ、この地区では3歳以下のむし歯の子供はほとんどいませんが、

ここまで来るのには、親子2代60年近くがかかりました。

それでも半世紀以上経ってむし歯になるのが、当たり前だった世の中を

子供の時からむし歯ができないようにしていく事は並大抵の事では

ありませんでした。

ここまで来れたのは、もちろん、当院だけでなく、

地元の歯科医師会の先生方や2代目、3代目で代々続く歯科医院の

縦と横のつながり、

1歳6か月児、3歳児健診を受け持つ保健所の先生方やスタッフの方々、

地元の保育園や幼稚園のスタッフと園医、

小学校・中学校・高校の先生方や校医が、

皆で協力して成果です。

当地区では、今後も限りなくくむし歯ゼロの状態を維持していきたいと

思いますので、ご協力の程よろしくお願いします。

2015年4月 7日

私の歯科医院では、現在、歯を削る事はめったにありません。

その訳は、患者さんのほとんどがかかりつけの患者さんや

矯正治療や健康サポート・予防メインテナンスで通院されている

うちで口腔管理(健康管理を含む)をしている方たちなので、

新規のむし歯がほぼないからです。

それ以外の普段悪くならないと来られない方や他院にかかっていて

転院されてこられる方には、新規のむし歯になって来られる方がまだいます。

その中で、最近一番多いのがいわゆる大人むし歯と云われる穴があいても

痛くない虫歯や穴があいている事に気が付かないむし歯です。

これら大人むし歯は、症状が乏しいので患者さん自身が軽く考えたり

そもそもむし歯である事すら気が付かないで、かなり悪くなってから

来院されることが多いので、その時にレントゲンを撮ってみると

むし歯が神経までいっているので、神経をとらないといけないと

いうことになってしまうのです。

その段階で普通の保険診療では、患者さんにレントゲンを見せながら

むし歯が深くて神経をとらなければならないと、告げて患者さんに

説明して神経をとる事になりますが、当院では、10数年前より

抗生物質や殺菌性のセメントを使ってむし歯を残したまま、

歯をほとんど削らずに神経を残す治療に取り組んでいるので、

保険外(自費)の治療にはなりますが、

治療にともなって基本的に痛みもなく、麻酔をする事もなく、

歯の神経を残すことができるので、ほとんどの患者さんが

削らない治療を選択されます。

治療費は自費で、2~3万以上ですが、1から2回の治療で済んで

神経をとらずに治せるので、これを高いか安いかどっちに

考えるかは人それぞれと思います。

過去に歯の神経をとって苦労した人には、わかってもらえる治療法です。

歯科医の立場から経済的に考えたら保険で神経をとる方がいいのですが、

(安い保険の治療が経済的にいいとは?どういうことか?)

その意味がわかる人だけが、この治療を選択されます。

2015年4月 6日

昨日、歯科材料業者では大手の会社が主催するデンタルショーに行った続報です。

歯科業界も他の業界も同じだと思いますが、その年や時代によって

トレンドがあります。

歯科業界でも過去には、インプラントや審美歯科、ノンメタル、セラミック

審美的な矯正歯科、予防歯科、歯周病関連とその年ごとのテーマが

何となくあって歯科業者は国内外を問わずこぞってそのテーマに

沿った商品を開発・輸入・販売してきました。

その最たるものがインプラントだったのですが、数十年続いたインプラントブームも

マスコミのバッシングやネガティブなテレビ報道や雑誌の影響でで一時大幅に

衰退していきました。

その中で、今ブームが来ているのが私のやっている根管治療の

関連商品です。

と言っても私のように健康保険を主体としたものではなく、自費治療を

主体とした治療向けの商品が増えてきています。

根管治療は、歯を長持ちさせるためには、本当は歯周病治療よりも

ある意味大切な治療なのですが、日本の健康保険制度の

中では、歯科治療の中で最も評価が低くて、

その治療費は先進国の10数分から20数分の1で、後進国からみても

数分の1の評価しかされていません。(診察料やレントゲン代を入れるともっと

低くなります)

具体的に云うと、アメリカや先進国並みに治療をすれば、スタッフや諸経費を引くと

歯科医師の収入はゼロかマイナスの世界です。

良く歯の神経をとった後に、歯の痛みが取れないとか根の先の歯肉が

腫れてきて何度治療しても治らないとか、

抜くしかないと言われたという患者さんがいますが、

日本ではこんな状態で歯科医のほぼ良心で保険の根管治療がおこなわれて

いるのが実情です。

そんな訳で、歯科の中では本来は一番治療が難しくて、

歯を守るためには一番大切な治療が日本では、歯科医にとって

努力しても一番報われない治療なため、一握りの歯科医師しか

興味をもっていませんでした。

その間も日本と違って海外の根管治療は急速に進歩していきました。

私やその一握りの根管治療(歯内療法)の専門医などは、

海外に出かけたり、海外から個人輸入したりして、

世界の最先端の根管治療の器材を取り寄せ、勉強を続けていました。

その間、私と少数の歯科医を除いて多くの先生方は、自腹でそのような事を

する事に限界を感じてほとんどの先生が保険外(自費)の根管治療に

移行していきました。

それが、現在多くみられる米国式歯内療法世界水準の根管治療

いわれるマイクロスコープ・CT・ラバーダムを使った保険が使えない

自費診療の根管治療です。

そんな中、私は保険診療主体を一人?貫いてきたわけですが、

ここ2~3年で、保険外の根管治療の認知度ら急激に上がり、

それに合わせて、今まで根管治療の分野に力をいれるどころかむしろ撤退傾向に

あった歯科材料メーカーも各社一斉に、関連商品の開発や輸入・販売に

力を入れ始めました。

この日もほとんどの主力メーカーに、マイクロスコープ(顕微鏡)が展示され

驚いた事にユニット(治療の椅子)に最初からマイクロスコープが組み込まれている

モデルまで展示していました。

今まで海外でしか手に入らなかった根管治療の材料もかなり日本でも

買えるようになって、やっと私の言い続けた根管治療(歯内療法)の

大切さが歯科医も含めて世間に認知されてきた事を実感しています。

不遇の時代は長かったけれど、根管治療の大変さと大切さが

理解されず、嫌になる事はたくさんありましたが、

ずっと私はこの本をそばにおいて頑張ってきました。

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そして、今では歯をほとんど歯を削る事はなくなって、

麻酔をして歯の神経をとる事(抜髄)は、なくなりました。

当院での根管治療の再治療はないので

歯内療法は文字通りしない療法になりました。(何も{しない}≒神経をとらない

※上記根管治療(歯内療法)や削らない治療の進歩の多くは保険外(自費)治療です
  詳しくは、おかかりの歯科医院にお尋ねください。

2015年4月 5日

日曜日の今日は休診日です。

私は、昨夜のインビザラインの勉強会に続き歯科材料の新しいトレンドをつかむため、

西関東最大の歯科材料業者の主催するデンタルショーへ行きました。


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当院とこの会社が取引を始めて25年以上、気が付けば、昔、呑みに 

連れて行った若い営業マンがすっかり成長・出世して部長クラスや

各地の支店長クラスになっているのを聞いた時には、時代の移り変わりと同時に

みんながこの業界に残ってくれて、出世してくれたのだと、感激しました。


ただ、その反面、歯科業界は自ら対象とするむし歯を減らしてしまった事や

健康保険点数の抑制やマスコミのバッシングなどにより、

地域医療を担う義理や人情といった伝統的な日本人の心で診療を行う

個人開業医は衰退していき、代わりに開業する地域とは無縁な新規で開業する

若い歯科医やチェーン展開をする歯科医の台頭により、

歯科業者も地域や業界での人間関係よりも即、経済的にメリットがある方へと

流れていき、歯科材料関係の会社もあっという間に巨大な会社に発展しました。


それは、また古くからの地域医療者の衰退とむし歯は、減少しましたが、

歯周病や口呼吸など口の中が原因と思われるガンや糖尿病・心臓病・肺炎・

アレルギー疾患・リウマチ他の病気が増える結果を招いてしまいました。

今や多くの患者さんは、昔に較べて歯科医を医師よりも低く見ていて、

都心部で成功している歯科医院は、土日祝日や夜間に診療をしていて歯科業界も

コンビニ化が進んでいます。

義理や人情や先輩後輩といった人間関係や医の心よりも経済が優先されるのが

現代の歯科医療です。

そんな中、世の中の動きに逆行していますが、私は自分の医院の患者さんには

昔ながらの医の心を持った義理や人情の街の歯医者の道を

患者さんと共に歩んでいきたいと思いますので

ご理解・ご協力をよろしくお願いします。

2015年4月 4日

今日は、診療が終わってすぐ、インビザラインの勉強会に参加するため

銀座へ行きました。

日本では、まだまだ知名度の低いインビザラインですが、

世界ではすさまじい勢いで症例数(治療数)を伸ばしています。

外国人に「マウスピース矯正を知っていますか?」質問すると、学生でも

インビザライン!」と答えが返ってくるほど認知度は高いのですが、

日本では、他のマウスピース矯正と混同されたり、

インビザラインは簡単な症例や前歯しか治らないと思っている人が

まだまだ多いようです。

そんな中、当院の提携先のまつおか・やまざき矯正歯科では、

症例数が1200を超えて日本でもトップクラスの治療実績を上げています。

そんな日本でインビザラインのトップ・リーダーの一人の

山崎先生主催の勉強会です。

今や歯科の世界は、変化が激しくて情報や知識を個人の努力だけでは

得る事がむずかしくなっています。

特にインビザラインのようにコンピューター上で、治療の大半を

決めていくような方法では、世界中のドクターからの情報が本社に

集中するので、システムの更新も半年ごとや1年ごとになるため

トップクラスの先生方や会社のトップクラスとの情報交換が

不可欠だと思っています。

この日もつい最近変わったばかりの治療計画システムの変更点を

皆で確認し、山崎先生に教えてもらい、

今後のインビザラインを患者さん達にどうやったら広めていけるか?

皆で相談し、最後は参加者の症例検討会を行って閉会に

なりました。

私は山崎先生とは大学時代から矯正学の教授だった先生の下で

25年以上も前に矯正の勉強を始めました。

最初は、一般的なブラケットとワイヤーの矯正でしたが、

今では、一般的な矯正をやりつつも

ワイヤー装置を直接つけない矯正方法はしているとは、夢にも

思いませんでしたが、今までワイヤーが嫌で矯正治療を

ちゅうちょしていた人たちにも歯並びや咬みあわせを治せることは、

医療の進歩に驚かされるばかりです。

少しでも多くの人がインビザラインで治療できれば良いと思っています。


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長野歯科医院 副院長 長野俊彦

長野歯科医院
副院長 長野俊彦
http://www.nagano-shika.jp/

【所属団体】
・日本抗加齢医学会 専門医
・日本健康医療学会(理事)
・日本顎咬合学会認定医
・国際インプラント学会(AIAI)認定医
・ドイツインプラント学会(DGZI)認定医
・国際抗老化再生医療学会       生活習慣病遺伝子診療認定医
・日本口腔インプラント学会
・日本矯正歯科学会
・日本病巣疾患研究会
・日本自律神経免疫治療研究会
・日本成人矯正歯科学会
・日本口腔内科学研究会        口腔漢方相談医
・日本歯科医師会
・神奈川県歯科医師会
・川崎市歯科医師会
・中原区歯科医師会
・日本学校歯科医会

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