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2014年12月29日

先週で、診療は終わりましたが、急患や歯の製作が間に合わず

今日まで診療していました。


明日からは診療は終わり、資料の整理や大掃除など事務的な仕事が

大みそかまで続きます。


1年を振り返り、今年ほどいろいろな事が起きた年はなかったと思います。


私は、40年程前から東洋医学から日本古来の食養生の世界に入って

いきました。

その中で、口と腸と脳と皮膚との関係

       口呼吸と鼻呼吸の問題

       かみ合わせと姿勢と足との関係

       歯や鼻やのどから来る病巣感染

       
       心と病気との関係

などが人の病気や身体の不調の原因になっているという事を知りました。

ただ、その頃はそういった事を取り上げる医師も歯科医師も研究者も

ほとんどいなかったので、将来の課題としては考えていましたが、

まずは、その当時、患者さんが圧倒的に多かった歯科の病気の撲滅を

先にするべきだと思っていました。


そんなことを考えながら気が付けば、40年の月日が過ぎてしまいました。

その間、日本人のむし歯の罹患率は90%以上と言われて、

朝から晩まで虫歯の治療に明け暮れていた時代が懐かしくなるほど

現在では、むし歯の患者さんは激減し、子供の歯の患者さんはほぼ皆無

なりました。

口内炎も顎関節症も歯周病の患者さんも保険外ならほぼ治すことが

可能になりました。もちろん保険内でも以前に較べてずっと

コントロールしやすくなっています。

このように歯科の病気そのものは、ほとんど解決したのですが、

前述したとおり、歯科が関係している全身疾患やかみ合わせや歯列不正が

原因の患者さんは増加しています。


一頃前までは、腸内環境の問題は世の中に取り上げられることは

ありませんでしたが、現在では、今まで相手にしてこなかった医師の中にも

腸脳相関」「脳腸相関」という言葉を使ってくるようになりました。


口呼吸の問題や病巣感染、かみ合わせや心の問題が全身の病気や

体調不良の原因になっている事をテレビやネット、健康雑誌(本)などで、

盛んに取り上げられるようになり、

世界的にも関係論文が急激に増えています。


40年程、かかってしまいましたが、私の主張が少しずつ世の中に認められるように

なってきました。

まさか、玄米菜食や断食、1日1食が(賛否は別にして)世の中に取り上げられる

ような時代が来るとは思いませんでした。


そんな世の中の変化にともなって、私の歯科診療も今年一年で少しずつ変化し

ガンの患者さんやアトピー・蕁麻疹・リウマチなどの膠原病の患者さんの

健康サポートや頭痛や肩こり・便秘・生理痛・不妊の患者さんの

矯正治療と健康サポートの組み合わせのニーズは増えてきました。


今までそういった事は決して取り上げる事のなかったNHKをはじめとした

テレビ各局でも口腔内と全身の健康との関係を扱うようになった事は

隔世の感があります。

これだけ、世の中にいろんな健康法や治療法が出てきた時代はなかったと

思います。

それなのに、今年は知人の医師、歯科医師、鍼灸師、私の患者さんの

みじかな4人の大切な人をガンで失いました。いずれも私の話しを聞き入れてもらえない人たちばかりでした。

一般的な保険制度の医学しか知らないまたは信じない結果でした。

本当に悔しく、残された子供たちや身内の人たちの悲しみを考えると

本当の医学の進歩や現状を伝えてあげたかったと残念な思いでいっぱいです。

ちなみに、私の親戚は近親で40人以上いますが、若くして(70歳以下で)

ガンや難病になる人は一人もいません。

現代の医学では、本当に治す気があるのなら病気の本当の原因を

調べる事は必要ですしそれは保険外なら可能です。

ただ、そういう医学を信じて、実践する人が少ないだけなのです。

40代や50代、ましてや20代、30代や小児でガンでなくなるのは

ありえないし、この医学の進歩した現代であってはならない事だと

思います。(遺伝や感染症が原因で一部避けられないものもあります)


今年も私を信じて、診療にご協力してくれる患者さんに感謝します。

来年も皆さんが病気や体調の不良から脱して、より健康に

なれるように一緒に歩んでいきたいと思いますので、

よろしくお願いします


      

2014年12月27日

今年は一年が経つのが本当に早かったような気がします。

と、毎年この時期になると同じことを言っていますが、

年々この感覚が早まっているように思います。


さて、12月の診療報告をします。

むし歯の治療に、ほとんどの患者さんがドックベストセメントを希望されたので、

歯を削って虫歯の治療をする事はありませんでした

ただ、一人だけ通常の保険診療を希望されたので、歯を削って

型をとってインレーを入れました。

他に、保険外で特殊なケースで麻酔をして少しだけ歯を削りましたが、

全体的には、歯を削らない、痛くない治療を実践しています。


抜髄(歯髄炎のために歯の神経をとる事)した歯は、一本もありませんでした

当院で過去に抜髄した歯の再根管治療は、相変わらず一本もありません。

抜髄治療の成功率は、100%です。


抜歯(歯を抜く事)も当院かかりつけの患者さんは親知らず以外は

ほぼありませんでした。

今月(12月)も 歯を削らない、歯の神経をとらない、歯を抜かない治療を

ほぼ達成しています。

一昔前まで、歯科医院は、「痛い」「怖い」「長い」「待たされる」と

言われ、子供たちだけでなく大人から嫌われる診療科の筆頭でした。


今や子供のむし歯は、ほぼ撲滅状態で、こどもの患者さんを治療する事は

ありません(予防と矯正治療はありますが)。

大人のむし歯も歯をほとんど削らずに短期間(1、2日)で治療(保険外)は

終わるので、神経をとって大きく削ったり、麻酔をしたり、神経をとった後の

根の病気や症状がとれないと言ったことに悩まされることもなくなりました。


当院では、むし歯や歯周病、口内炎、顎関節症、

歯並びかみ合わせの異常などの歯科疾患の根本治療をしています


これらの歯科疾患が、全身の病気や体調不良の原因になっていたり、

全身の状態がこれら歯科疾患の原因になっている場合もあります


お口と全身が連動して、関係していることを多くの人に理解してもらいたいと

思います

2014年12月20日

今日は、お世話になっている日本の口腔ケアの第一人者の

米山武義先生が保健文化賞を受賞されたので、

その祝賀会に出席してきました


DSCN60282②.jpg


保健文化賞は、1950年に創立されて以来、健康増進、疾病予防などの

保健医療分野、高齢者・障害者の保健福祉分野、少子化対策等の分野において

保健衛生の向上に寄与した、個人や団体を表彰する主催が第一生命で

表彰は厚生労働大臣から行われ、贈呈式翌日には、受賞者は

皇居で、天皇皇后両陛下へ拝謁を賜ります。

そんなすごい賞をこの度、米山先生が受賞されたことが、

歯科界にとっては歯科と全身の関係を国が認めてくれた瞬間でした。

米山先生は、要介護高齢者に対する誤嚥性肺炎の予防のため、

専門的口腔ケアに関する研究を行い、その結果を普及し、

医療・介護施設における誤嚥性肺炎の予防法の確立に貢献されたとして

今回の受賞を受けました。

DSCN6039.JPGのサムネール画像


招待された方々も日本歯科医師会会長をはじめ日本歯科大学の学長や

日本中から歯科界では有名な先生方がメインテーブルのいらっしゃいました。

多くの国民は、開業医は病院で診療をしているだけだと思っているかも

知れませんが、私たちは、単にむし歯や歯周病や入れ歯ばかりつくって

いるばかりでなく、口の中が全身の病気の入口というコンセプトをもち

口と全身とのかかわりを重視して、診療をしています。

歯科の世界では、こうして上の方では単にむし歯や歯周病の治療のみ

ではなく、口を通して全身の健康や病気をコントロールして、健康寿命の

延伸を目標に研究と臨床に励んでいます。

病気の予防に歯科の受診

病気になったら歯科を受診

という事が、一般の人に普通に考えられる世の中になれば良いと

思います。

2014年12月 3日

以前、歯科医師の主な治療の対象は、

むし歯と歯周病の2つでした。

それが今や子供のむし歯は、ほとんどみられなくなり

大人の新たなむし歯も激減しました。

歯周病も以前のように、外科手術や薬物治療やレーザー治療まで

必要なケースは稀で、食事療法やプラークコントロールによって

低侵襲な治療が可能になりました。(保険外になることもあります)

むし歯や歯周病で悩まされることが、少なくなったのは

とてもすばらしい事なのですが、その反面

第3の歯科疾患と言われる病気がでてきました。

それが「Tooth Wear」と呼ばれる現象です。

「Tooth」は、歯

Wear]は、使いつぶす、すり減らす、浸食する、摩滅する・・・

簡単にいうと、加齢に伴って、さまざまな原因で

歯が磨耗したり、歯が欠けたり、歯が溶けるような

状態のことを指します。

日本では、まだあまり知られていないようですが、

欧米では、むし歯や歯周病に次ぐ第3の歯科疾患として

認識されているようです。

何となく歯がしみる、

歯科医院に行って診てもらっても何ともないといわれた

つめたものがすぐとれる

・・・・・・・・・・・・

もしかしたら「Tooth Wear」かも知れません。


2014年12月 1日

 昨日、SH療法のスタッフセミナーに出席致しました。


 SHTA2014.11.30-3.JPG

SH療法とは、ヘルスプロモーションの理念に基づいており、

 これらの変化は生体を健康へと導くものとなっているそうです。

 SH療法では、装置を外している時間(16時間くらい)に、

 本来の正しい咬合へと戻ろうと、自ら咬合していくそうです。

 これこそ、自然治癒力を引き出す手段であり、患者さんが

 目指す方向へとサポートしていくそうです。


 SH療法会長の星岡先生から【SH療法の理念】について

 直接聴くことができました。

 初めて出席する私にとっては、SH療法について

 より深く理解することができました。
 
 SHTA2014.11.30-1.JPG

 本来、呼吸は鼻でするのですが、近年は食事の変化に伴い口輪筋が衰え

 口を閉じることができないため鼻で呼吸ができず

 口呼吸の方が多くなっているそうです。

 そのため、口腔内が狭くなり、舌が収まりきれず、息をするのが苦しいので

 口呼吸になってしまうそうです。

 そのような現象を踏まえ、院内で使う患者さん向けのツールを作成しました。

 出席者が4つのグループに分かれ、テーマを決めて作成します。

 私のグループのテーマは、

 「知っておきたい!口からはじまる子どもの健康」

 と題し、子育て中のお母様を対象に作成しました。

 お子様の日常の何気ない仕草や態癖が悪い歯並びや体の不調

 につながる可能性があることを知ってもらえるよう、

 わかりやすくイラストや画像を取り入れて作りました。

 例えば、お口ポカンや指しゃぶりなどの仕草や頬つえやうつ伏せ寝などの癖など。

 そして、それを改善するために«家庭»と«歯科»できることを載せました。

 家庭では、お口の体操«あいうべ体操»や良く噛んで食べるように食事の工夫。

 専門的アプローチが必要な子どもには«SH療法»の紹介を載せました。

SHTA2014.11.30.JPG
 

 今回ご一緒したグループの皆さまは、とても熱心な方ばかりで、

 大変勉強になり、刺激も受けました。

 星岡歯科のスタッフの皆さまはじめ、他の歯科医院のスッタフの皆さま

 ありがとうございました。

 また、サポートして下さいましたK先生ありがとうございました。

                          (スタッフ記)

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長野歯科医院 副院長 長野俊彦

長野歯科医院
副院長 長野俊彦
http://www.nagano-shika.jp/

【所属団体】
・日本抗加齢医学会 専門医
・日本健康医療学会(理事)
・日本顎咬合学会認定医
・国際インプラント学会(AIAI)認定医
・ドイツインプラント学会(DGZI)認定医
・国際抗老化再生医療学会       生活習慣病遺伝子診療認定医
・日本口腔インプラント学会
・日本矯正歯科学会
・日本病巣疾患研究会
・日本自律神経免疫治療研究会
・日本成人矯正歯科学会
・日本口腔内科学研究会        口腔漢方相談医
・日本歯科医師会
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