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2014年8月31日

今日は8月最終日です。

久しぶりの何もない休日なので、部屋の中をかたづけていたら、

むかし取ったインプラント認証医の盾が出てきました。


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今はなき、「臨床歯科インプラント研究会」

25年前当時、大学も厚労省も一般の歯科医もインプラントを

認めていませんでした。

関西にあるこの研究会の1年間にわたる100時間コースを受ければ、

日本インプラント学会の認定医の道が開けていたので、

1年間、100万円位かけて受講しました。

そして、認証医になった直後、この研究会は内部崩壊を起こして

解散しました。

私の勉強は?1年間仕事を休んで受講したのに?支払ったお金は

その後救済処置こそ別の会が一部引き受けてくらましたが、

更にお金を払って講習を受けなければならず、あきらめました。

歯科や医科の歴史はいつもこんなのです。

努力が必ず報われるとも限らないし、その当時は、そんないい加減な

組織が今では、国や大学が認める世界的な学会に発展するのですから

その時々の運が左右される世界です。

ただ、私の先見の明は大当たりし、皆が反対していたインプラントの世界が

今や歯科界をリードしている事は、確かだと思います。

そして、現在は歯を失う事もなくし、インプラントも少なくなり、

むし歯や歯周病や口内炎などの歯科疾患の治療をほぼなくしたので、

全身の不調や全身疾患と歯科疾患の関係をさぐり、原因不明の

慢性病の歯科的アプローチを行うようになりました。

私がインプラントを始めた時よりも大変な道になりそうですが、

西洋医学と東洋医学や抗加齢医学・健康医学を習得した私の

これからの仕事だと思っています。

全身を診る歯科医師はまだ早すぎますかね


2014年8月30日

4月から7月まで続いたほとんど休日のない生活から抜け出して、8月は

穏やかな月でした。

10数年前までは、8月というと夏休みに入って、学校健診の黄色い紙を

もって本当に今では考えられない人数の子供たちが、大人の患者さんに

混じって待合室も診療室も埋め尽くしていました。

大人の患者さんもお盆休みまでに、何とか歯をいれてほしいと

夏休みは毎年、1年で一番忙しい時期の一つでした。

それが、今では、わが街に子供のむし歯はほぼなくなってしまい、

1年を通じて子供の患者さんを診る事は、ほとんどなくなってしまい、

大人の患者さんも1度一通り治療が終わると、数か月ごとの健診と

メインテナンスを行うだけなので、8月に患者さんが集中する事が

皆無になってしまいました。

気が付けば、たったの10数年で虫歯も歯周病も口内炎も歯科の病気の

ほとんどをなくす事が出来るようになりました。

もちろん、今月もむし歯で歯をほとんど削っていませんし、歯の神経をとる

抜髄はしていません。歯を抜くことも当院で治療した歯では、1本も

ありませんでした。

そのかわりに、歯科疾患に関連した全身疾患の患者さんに、食事指導を

中心にした生活指導をしたり、歯並びやかみ合わせや足を矯正する事に

よって、全身の不調を改善したり、根管治療や歯周病治療、お口の中の

金属をとる事によって、リウマチやじんましん、潰瘍性大腸炎、原因不明の

皮膚疾患を改善する事ができました。

健康サポート外来の患者さんも増えて、お口の中からまたはお口を通して健康に

なる方々が増えています。

時代が変わったことを実感しています。

2014年8月25日

今日は、朝早く新幹線に乗って名古屋まで、

歯科用金属アレルギー対策のセミナーに行ってきました。


DSCN4653.JPG


愛知大学歯学部付属病院には、口腔金属アレルギー外来があります。

当院にも歯科用金属アレルギーの患者さんや口腔内に関連したとみそ

思われる皮膚疾患の患者さんが、来院されます。

私がこうしてどこへでも勉強に出かけることによって、少しでもそうした

患者さんのお役にたてればと思います。

1日セミナーが終わって、神奈川にとんぼ返りをして6時過ぎには

大和市で、役員をやっている医療法人の経営会議です。

名古屋で新幹線に乗り込む前に、ホームの立ち食いスタンドで

名古屋名物「みそきしめん」を食べました。


DSCN4658.JPG

他にもエビフライやひつまぶし・台湾ラーメン・・・・他食べたかったけど

会議で、大勢の院長たちが待っているので帰りました。

さようなら 名古屋   また来るね

2014年8月23日

今日は、診療終わってから私と同じように、歯科だけにとどまらず

全身の健康を視野にいれて栄養療法を診療に取り入れている先生から

お誘いをうけて食事をご一緒しました。

最近、国や厚労省も歯科疾患と全身疾患との関係を重視するようになり、

世界的にも数多くの報告がされるようになりましたが、

まだまだ、日本では病気になっても歯科との関連を考える人は少ないようです。

歯科医師側も私と今日お会いした先生のように、歯科疾患の患者さんに

対して、その患者さんの健康状態を綜合的にとらえて診療するスタイルを

とっている所はまだまだ少数派です。

そんな少数派同志で、自分たちの患者さんに対する気持ちや全身を診ていく

検査や治療法など夜の更けるのを忘れて、熱く語り合いました。

気が付いたら終電間際、明日は6時起きで名古屋のセミナーに行きます。

金属アレルギーの患者さんの助けになる講習会です。

アトピーやじんましん・原因不明の皮膚病で悩んでいる方の

お役に立てればという思いでで行ってきます。

おやすみなさい。

2014年8月21日


 【ケース1:相談料を払いたくない親】 

 先日、中学生になるお子様の矯正治療についてお問い合わせの

 お電話がありました。

 インビザラインでの矯正治療を希望しているが、可能かどうか

 というものでした。

 インビザラインは、7番目の臼歯がすべて生え揃っていないとできない事。

 また、マウスピースを食事時以外は、はめていないといけないので、

 本人のやる気が一番大切な事と、家族の励ましと治療に対する理解が必要な事。

 と、答えしました。

 すると、お母様は、「じゃあ、できないんですね?」と言われたので、

 私は、「お口の中を拝見しないと、はっきりとわかりません。」と答えました。

 中学生だとまだ、乳歯が存在している事もありますし、第7臼歯は14,5歳で

 生えてくるのでお口の中を見ないと分からないのです。

 電話では、判断できませんので、一度来院してもらうよう言ったところ、

 「矯正相談料¥2080-を払うことになるから、電話したのに」と、

 お母様は言われました

 私は、電話で安易に答えられるような事ではないので、
 
 他院を当たってみて下さいと言って、電話を切りました。

 かみ合わせは、脳に直接関係してきますので、良いほうがいいに決まっています。

 それを歯科医師という、『国家資格を持った歯の専門家』が、

 現時点で治療可能かどうか、また、最良な矯正方法を提案してくれるのに

 その代金を払いたくないとは。。。。

 国家資格って一体何なんでしょうか。

 【ケース2:自分の都合が優先な人】

 電話に出た途端、いきなり、

 『HPを見ると根治に力を入れているようですが、たくさん患者さんが来てますか?』

 えっ?誰?同業者?HP制作会社?歯科業者??????

 答えに窮していると、他院で一か月ほど根治をしているが痛みが取れないので

 転院したいので、いろいろ検索しているとの事でした。

 20年前に神経を取っていて、最近痛みが出たので、かかりつけ医で再根治中。

 治療をはじめてまだ一か月足らずなのと、お薬の処方もきちんとされているので

 もうしばらく、そちらで治療を続けてみてはいかがでしょうかと勧めたところ、

 『随分、不親切ですね!』と、怒られました。

 おそらく、当院のHPをよく読みもせず、検索してヒットしたから電話をかけてきたと

 思われたので、敢えて、転院を勧めませんでした。

 根管治療は、本当に難しい治療ですし、まして、20年も経っていては、

 非常に厳しいです。

 また、歯科医師は、根管の中を治療する事はできても、骨の中の根尖病巣は

 自分の力=自然治癒力で治すしかありません。

 細菌に対する抵抗力をつけるには、体を休めること、ストレスをためないこと、

 そして、糖を摂らないようにするなどして自然治癒力を高めることができます。

 そのようにして、自分でも治療に参加、協力することが病気を治す早道なのです。

 最近は、上記のような患者さんが多いようです。

 人は誰でも健康でありたいと願っています。

 が、『歯』に対する健康は軽視されているように思います。

 身体は、食べたものでできています。

 食べるのに使用する器官は、『口』であり『歯』です。
 
 健康は、お口からはじまると言っても過言ではないと思います。

             (スタッフ記)

 


 

 

 


2014年8月15日


 先日、リウマチの症状が根管治療により、軽減した患者さんの

 その後の経過写真です。

 ~治療前(左)・治療後(右)~

 治療開始前は、両手とも腫れていましたが、2週間後治療終了時には、

 すっかり腫れも引いて、リウマチの薬は一時中止する事になったそうです。

治療前後.JPGのサムネール画像

歯の治療は、仮根充をして、3か月ほど経過したら、

 もう一度、根管治療をします。

 左側が初診時のレントゲンです。根尖に病巣が黒く写っています。
 
 右側が仮根充のレントゲンです、根尖の病巣部に根充剤が入っています。

ビタ根充.JPG

 この様に、体のどこかに感染があり、病気を発症したり、それが原因で

 離れた臓器に機能的あるいは器質的な障害を起こす現象=病巣感染

 と言います。

 歯周病や根尖病巣にたまった膿みが、血管を通して全身を巡ります。

 他の臓器であれば、心筋梗塞、脳梗塞、潰瘍性大腸炎など、

 命に関わる病気になるかもしれません。

 常にお口の中を清潔に保つ機能水・POICウォーターなどを使って

 除菌することも大切です。

 でも、一番良いことは、虫歯にしないという事です。

 虫歯になれば、次は神経を取ることになり、根尖病巣ができ抜歯

 というストーリーになてしまいます。

 歯は、決して、命から遠い存在ではありません。

 かかりつけ医を見つけ、年に3~4回は定期健診を受けることを

 おすすめします。

               (スタッフ記)


 

 

  

2014年8月 8日

今日は、診療を一部お休みして、地元の保健所で

「3歳児歯科健康診査」 通称 「3歳児健診」に行ってきました。

保健所では、1歳半と3歳児の健診を定期的におこなっています。


子供が対象年齢になると、区から連絡があり、希望日に保健所に

行って無料健診を受けられる行政サービスです。


今日も元気な3歳児のお口の中を私ともう一人の先生で診ました。

多い時には、80名を超える時がありますが、今回は63名と

比較的時間に余裕があったので、お母さんやお父さんの

御相談にのっていたら予定時間を過ぎてしましました。


ここ数年、わが街は日本でも有数のむし歯のない地区になっているので、

歯を削る必要があるような虫歯の子供はほとんどいません。

昔は、健診の後には当院に見える方もいましたが、今は皆無です。

健診と早期発見・早期予防によって、子供のむし歯をほぼ撲滅することに

成功しています。

ただ、これは当院や保健所で私が見ている範囲の話しであって、

私の知らないところや他の地域から引っ越して来られる方が多くなっている昨今、

まだ油断はできません。

ともあれ、むし歯をゼロにはできませんが、これだけ虫歯を激減させられた

わけですから後は各家庭でかかりつけの歯科医をもって、

子供の頃から適切な予防処置をかかりつけ医と相談しながら実行すれば、

それが子供たちの一生の財産になると思っています。

毎年新しい歯科医院が新規に開業しているわが街にお住まいの方には、

それが十分可能だと思います。

2014年8月 2日

今日は、診療が終わって、インビザラインの勉強会

銀座まで行ってきました。

私が、これから夜遅くまで、勉強と懇親会だというのに、

スタッフ達は、居酒屋で飲み会だと昔からの患者さんと

行ってしまいました。女子会楽しそうです。


銀座は、当院の矯正顧問の山崎先生と松岡先生の

「まつおか やまざき矯正歯科」で勉強会です。

最初に、山崎先生が先日行われたシンガポールでのインビザラインサミット

様子を発表されました。日本ではまだまだ認知度の低い矯正治療方法ですが、

中国でも北京大学の教授が、勢力的に症例を発表されるなど

世界的な広がりをみせている事を報告されました。

北京大学と云えば中国では日本の東京大学の国を代表する大学なので、

世界で起きている事と日本でのギャップは大きいと感じます。


また、私がいつもお世話になっている松岡先生も英語で発表されて、

各国のインビザラインドクターから熱い質問をうけたようです。

その後もインビザラインを始めた若いお二人の先生たちの発表があり、

卒後数年しか経っていないのに、その見識の高さと実力・自分の専門分野外の

矯正治療に対する取り組みに驚かされました。

その後、場所を移して懇親会をして歯科の仕事の話題や趣味の話など

大いに盛り上がりました。


最近つくづく思うのですが、歯科医師も2極分化しています。

こうして、プライベートを削ってでも勉強や情報交換に費やして

切磋琢磨するタイプととにかく現状維持で今まで学んできた事だけで、

歯科治療をおこなっているタイプです。

確かに、何もしないか、どうせプライベートを犠牲にするのであれば、

お金を出して勉強するよりは、少しでも遅くまで仕事をしたり、

日曜・祝日・休日に診療してお金を稼いだ方がいいのかもしれません。

実際、その方が患者さんも喜んだり感謝されたりしますから。

どちらがいいか現代では微妙なところだと思いますが、

当院では、子供のむし歯がほとんどなくなり、歯周病も重症化する人は

きている現実を見た時、次に何をするべきか、患者さんのために

何ができるかを模索するための勉強や研究の足を止める事はできません。


つらいですが、楽しい人生です。


2014年8月 1日

当院は、開業して58年、一貫して地域の予防歯科医療に携わってきました。

昔は、むし歯も歯周病も多く、そのため歯を失う人も多かったので、

毎日、子供から高齢の方まで幅広い年齢層を診ていました。

そのため治療内容も多岐にわたっていました。

むし歯の治療として、歯を削って詰め物をしたり、

型をとってインレーやクラウン・差し歯を歯につけるところから

むし歯がひどくなれば、麻酔をして歯の神経をとって根管治療をして

その後は、詰め物をするか土台をいれて被せ物をつけたり、

歯周病の治療には、検査をしてからブラッシング指導をして、歯石をとって

また検査をして、徐々に深い所の歯石をとって、治らなければ

麻酔をして歯茎をはがして外科手術をします。

むし歯も根の病気も歯周病も治らなければ、抜歯をしました。

歯を抜いた後は、入れ歯かブリッジかインプラントをいれました。

その他にむし歯の予防処置・矯正治療・顎関節治療・口の中の簡単な手術など

患者さんも多く、治療対象年齢は幅広く、治療内容もさまざまで、

朝の9時から夜の9時過ぎ、時には10時過ぎまで

スタッフは2交代、私と院長は交代なしの終日診療をしていました。


その頃は毎日毎日、治療しても治療しても一向に減らない患者さんに、

どうしてこんなに歯科の病気が多いのだろうと思っていました。


そんな超多忙な日々の中で、予防歯科の分野で博士課程を修了し、

鍼灸師やマッサージ師の資格もとって、徐々に

自分の中で、むし歯や歯周病などの予防法が確立して、少しづつ

自分の医院や校医や園医をしている学校・保育園に実践していきました。


そして今、気が付くと街から中学生以下のむし歯はほぼ消滅して、

こうして夏休みになっても昔のように子供の患者さんが来ることは

なくなりました。

大人のむし歯も保険外になりますが、削らない治療をして、

歯の神経をとることもないので、早く・痛みもなく治療が終わってしまします。


歯周病も機能水やレーザー治療とブラッシングなどのホームケアによって、

手術をしたり、歯を抜くことがなくなったので、(すべて保険の範囲内と

いうわけにはいきませんが、)歯科治療は本当に簡略化されました。


世の中、気が付いている人は少しづつ増えているとは思うのですが、

歯科の病気も含めてガンや難病と言われている病気の実態や予防法は

ほぼ解明されつつあります。(世界中の医学や医療を統合した世界では)


むし歯や歯周病といった歯科疾患になるかならないかは、ほぼ個人が

自由に選択できる時代です。


それどころか、最近、国や厚労省は、多くの全身疾患に歯周病が関与していると

認めているので、(その数は少しづつ増えています)

病気になるのもならないのも個人の自由選択ですし、

病気になってから歯科医院に行くか、なる前に行くかは、

本当に個人の自由な時代です。


全身の病気と歯科の病気が関係ある事をもっと多くの人に

知ってもらえれば、世の中の病気で苦しむ人が少なくなると思います。。

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長野歯科医院 副院長 長野俊彦

長野歯科医院
副院長 長野俊彦
http://www.nagano-shika.jp/

【所属団体】
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・日本健康医療学会(理事)
・日本顎咬合学会認定医
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・ドイツインプラント学会(DGZI)認定医
・国際抗老化再生医療学会       生活習慣病遺伝子診療認定医
・日本口腔インプラント学会
・日本矯正歯科学会
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・日本口腔内科学研究会        口腔漢方相談医
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