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2012年6月27日

日本人の死因第3位に肺炎

厚生労働省から発表された平成23年度人口動態統計によると、日本人の死因の3番目は、これまでの脳血管疾患ではなく肺炎となったことが明らかになりました。1位のガン(悪性新生物)、2位の心疾患は不変でした。

日本人の死因

1位 ガン(悪性新生物)
2位 心臓病
3位 肺炎
4位 脳卒中


肺炎と聞くと、一般的にはインフルエンザや風邪をこじらせて、と考えがちですが、大半は高齢者の誤嚥性肺炎とよばれるもので、飲食物が食道ではなく気管に入ることで口中の細菌などが肺炎を引き起こすものです。
また、あまり知られていませんが、不顕性誤嚥といって本人が気が付かないうちに口中の少量の唾液や細菌が気管に入ってしまい肺炎を起こす場合があります。
不顕性誤嚥予防に対しては普段からの口腔ケアによって口の中の細菌数を減少させることが
必要です。

特にドライマウスと呼ばれる唾液が少ない方では、飲食物がうまく飲み込めなくなるほか、唾液のもつ抗菌作用が及ばなくなるために口中の細菌などが増加し、あやまって飲食物が気管支に入った時に肺炎を引き起こしやすくなるものです。
東洋医学で陰虚体質とよばれる水分保持能力が低下した方や、高齢者でなくても睡眠薬・抗精神薬や抗アレルギー剤、胃薬などを常用することでも、唾液の分泌量が低下しますので、こういった方々は要注意です。

 ドライマウス(口の乾燥)の予防には日頃から食事の際に一口30回は噛んで食べる習慣を
みにつけたり、唾液腺のマッサージやお口と舌の体操が効果的です。
高齢であれば例えドライマウスでなくても若いとき以上に定期的に歯科で口腔ケアを受けることが
誤嚥性肺炎の予防には効果的です。


 

 


 

 

 

 

 


 


 

 

 


 

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長野歯科医院 副院長 長野俊彦

長野歯科医院
副院長 長野俊彦
http://www.nagano-shika.jp/

【所属団体】
・日本抗加齢医学会 専門医
・日本健康医療学会(理事)
・日本顎咬合学会認定医
・国際インプラント学会(AIAI)認定医
・ドイツインプラント学会(DGZI)認定医
・国際抗老化再生医療学会       生活習慣病遺伝子診療認定医
・日本口腔インプラント学会
・日本矯正歯科学会
・日本病巣疾患研究会
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